VST SDK 3.6.12が公開されました。
変更点は下記のようです。(公式サイトとマニュアルからの翻訳ですが英語は自信がないです。)
- VST GUI
- スプラッシュスクリーンがクラッシュする不具合を修正。
- Win32におけるVST GUIツールでの編集の不具合を修正。
- その他 クリーンアップを実施。
- インターフェイスの修正
- イベントタイプにLegacyMIDICCOutEventを追加。プラグイン内で生成したMIDI CCを出力できるように。
- IMidiLearnインターフェイスを追加。カスタムMIDI Learn機能を実装するために、操作中のMIDI CCを取得でいるように
- IPlugInterfaceSupportインターフェイスを追加。ホストがプラグインにサポートされているかや使用中かどうかを取得でいるように
- IVst3WrapperMPESupportインターフェイスを追加。MEP(MIDI Polyphonic Expression)を設定するためのWrapper
- サンプルの追加・修正
- LegacyMIDICCOutEvent用のサンプルを追加。
- NoteExpressionSynthサンプルにIMidiLearnとIVst3WrapperMPESupportの機能を追加。
- 修正・改善の実施
- CMakeファイルについていくつかの修正を実施。
- CMakeファイルでWIN_PDBをWIN_PDB32とWIN_PDB64に分離。
- Audio Unit v3 (AUv3) Wrapperを更新。MEPを簡単に利用できるように。(macOS/iOSにサインインするための証明書が必要なことに注意)
- Audio Unit v3 (AUv3) Wrapperのフォルダを再構成。
- AAX Wrapperのオートメーションの不具合を修正
- ST2 Wrapperのエディタの2重解放の不具合を修正
- イベント用のヘルパークラス・関数を新たに追加(steventshelper.h)
VST3.6についての情報は下記にもございます。
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